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”らくだキャンプ”へようこそ

深夜に語りたくなったことを主に書くブログ

起業をすすめる大人

僕が大学の時代に、こんな人がいた。

 

若者は挑戦すべきだ。日本経済を活性化させる為にも。

若いから、失敗してもやり直すことが出来る。

年を取ったら、失敗が許されないから、挑戦出来ない。

だから若者よ、起業せよ!

 

当時の僕は、胸が熱くなった。

僕も起業して、成功してやる。そう思った。

 

しかし、今は違う風に思う。

つべこべ言わずに、てめぇーが起業しろよ。

そして、日本経済に貢献しろよ。

僕はそう思う。

 

世の中には多くの評論家、コメンテーター、フリーライダー、

こういった類の人種がいる。

自分ではリスクを負わず、人を煽り、自分の言葉に酔いしれる。

自分は特別だと信じて疑わないタイプ。

 

起業というのは、日本社会では容易ではない。

日本人は、リスクを避ける人種だし、新しいものが大好きでもない。

非常に経済的合理性を追求する。

メリットをしっかりと理解しないと購買活動に移行しない。

 

そして働くにしても、大企業はとても恵まれた環境を用意している。

死ぬほど辛い修羅場である起業に突っ込んでいくよりも、

世界に通用する大企業で、日本の代表として働く方がメリットが多い。

 

それにも関わらず、起業を薦める人がいる。

素晴らしく優秀で、大企業にも入れるし、起業も出来る。そんな人なら別だが、

たいていの普通は人は、無理すべきでない。

アイデアがあり、既に事業が回り始めているなら別だが、そうでなければ、

そんな甘いものではないだろう。

 

起業というのは、甘い魔法の言葉。

これに夢見がちな若者は惹かれてしまう。

自分の人生は、歯車で終わるのではない。

そう言った思いが強い人が、最も危険だろう。

 

人に踊らされてはいけない。自分で奏でる音で、踊る。

 

僕の仲の良い起業した友人が言っていた。

なぜ世の中には起業を勧める人がいるんだろうって。

起業するような人は、そんなこと言われなくても起業する。

起業を勧められてするような人は、結局受動的な人間であり、

成功することが難しい人。

 

起業を勧める人がやっているのは、たくさんの敗者の作成。

たいして能力がなく、自分で判断する力もない、そんな人が

起業しても成功する可能性は低い。

 

起業は勧められるするもんではない。