読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

”らくだキャンプ”へようこそ

深夜に語りたくなったことを主に書くブログ

二宮金次郎って何をした人か知ってます?

僕は今、ある本を読んでいて、その話の中で、二宮金次郎が出てきた。小学校に銅像があるやつだ。僕の小学校にはなかったが。よくアニメなどで出てきていたので、そのイメージが強い。

イメージ的には、背中に薪をしょって、本を読んでいるようなイメージだ。

しかし、ふと考えてみると、僕は彼が何者なのかを知らない。もっと言うと、そもそもどういう点で小学校に銅像が置かれるほどの人物なのか?

良く分からないので調べてみることにした。

f:id:Takarabe-san:20160925121741j:plain

*1

どんな人?

二宮尊徳翁(公文書では、金次郎、自筆は金治郎)は天明7年(1787)、相模国栢山村(今の小田原市栢山)の豊かな農家に生まれました。再三にわたる酒匂川の氾濫で田畑を流され、家は没落し、過労により両親は亡くなり、兄弟はばらばらに親戚の家に預けられました。金次郎は 、朝暗いうちから夜遅くまで汗と泥にまみれて一生懸命働き、その間余裕ができればわずかな時間も無駄にせず勉強をして、先人の教えを理解しようとしました。荒地を開墾して収穫を上げお金を貯め、質に入れていた田畑を少しずつ買い戻し、一生懸命努力して24歳までに一家を再興しました。 *2

 なるほど、貧しい環境の中でも一生懸命に働いた方のようだ。でも、それだけなら、他にもいそうだが。金次郎じゃないってのも気になるが。。。

大人になった尊徳翁は、生涯を世の中のためにささげ、小田原藩家老服部家の財政再建をはじめ、藩主大久保忠真候の依頼により分家宇津家の桜町領を復興させるなど、自分の体験をもとにして大名旗本等の財政再建と領民救済、北関東から東北にかける各藩の農村総合的復興事業(仕法)を行い素晴らしい成果をあげました。大飢饉で農村が疲弊しきっていた当時、尊徳翁が仕法を手がけた村々は600ヶ村以上に上ります。多くの農村や藩を貧困から救い、独自の思想と実践主義で人々の幸福を追求し、数理、土木建築技術から文学まであらゆる才能を発揮した世界に誇れる偉人です。内村鑑三著『代表的日本人』の中でも、19世紀末、欧米諸国に対して「日本人の中にも、これほど素晴らしい人物がいる」と苦難の時代を救った偉人として尊徳翁は紹介されています。

 なるほど、大人になってから、出世をした人のようだ。村々の財政再建をやってのけた人みたいだ。上杉鷹山に似ている。

なぜ小学校に?

基本的には、彼のように

「逆境の中でも、学ぶことを止めず、考えて行動すること。そこで学んだものを、社会や国家、家の為に役立てること」

だと思う。ただ気になるのは、この銅像が小学校に建設されたのが、戦争前ということだ。おそらく、この銅像をもってして、あるべき日本帝国の小学生としたのだろう。しかし、戦況が悪化するにつれて、この銅像は戦闘兵器に使用する為に回収されていったらしい。

日本帝国の小学生の象徴は、皮肉なことに最終的には戦闘機などになって、戦場で旅立っていった。実際の小学生と同じように。

なぜ今は見かけないのか?

そもそも、そんなに多くの学校にあるわけではないが、更に減少傾向にあるようだ。

www.j-cast.com

なんともバカな話だ。

この銅像のせいで、歩きスマホをする子供がどれくらいいるのだ。

そもそもクレームをいう親も親なら、それに従う学校や、メディアもどうかしている。

>学校に対して

そもそもどんな想いを持って、学校に銅像を設置しているのか?子供対して、それを説明しているのか?座って読んでいたら、仕事を休んでいるだろうが。本来の狙いが、座ってしまうと伝えられない。もし、想いがそもそもないのなら、最初から銅像を置くな。税金のムダだ。

>メディアに対して

記事としては、確かに面白い。日本の国の保護者はいかに強いのか、教育の現場は、親のこのような無知でバカなクレームに対して、手も足も出ないくらいの病にかかっている、というような記事にすべきだ。この話の本質は、そこにあると思う。メディアに散々叩かれた学校の権威の失墜の象徴のような記事に思えた。

>親に対して

子供の歩きスマホは自分で注意しましょう。聞かないのなら、買い与えちゃダメだよ。

 

僕が読んでいる本

ちなみに僕が読んでいる本は、内村鑑三の「後世への最大遺物、デンマルク国の話」というものだ。とても薄い本なので、1時間もあれば読める。

人間の一生をどのように使うべきなのか、というのを講演した内容を本にしたものだ。

昔からの、人間共通の悩みの一つだろう。

気になった人がいれば、読んでみることをお勧めする。

 

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)