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”らくだキャンプ”へようこそ

深夜に語りたくなったことを主に書くブログ

就職活動で後悔していることは何?と聞かれるとこう答えます。

この時期になると、いつも思い出す。リクルートスーツに身を包んで、会社を回り、作り笑顔を浮かべつつ、頭を下げてまわったことを。結果的に、今は何とか生活が出来ているので、失敗ではなかったと思うけど、少しだけ後悔もある。

 

僕が一番後悔をしているのは、ムダに悩んだ時間だ。いろいろな偉そうな人が、「まずは自分のやりたいことを探せ」的なことを言っていたので、僕は言われるがままに、やりたいことを探し回った。というか、考えるフリをして、とにかく時間を浪費してしまった。

 

世の中には、内定指南書や内定塾的な業界があり、学生達から金を搾取している。今から思うと、そもそもそんな業界で生活が成立するような人間がいること自体が気持ち悪い。おそらく、受験の延長線上で、就職活動を捉えているので、正解を探すために、本であったり、先生に教えてもらいに行くのだろう。予備校みたいだ。現実に、就職企業の偏差値ランキングも存在している。

 

やりたいことを探せ、その問いをそっくりそのまま、就職指南書を書いている人に聞いてみたい。あなたは、就職指南書を書くということが人生でやりたかったことなのですか?と。

 

学生の時から、やりたいことがある人なんて、ほとんどいないし、いるとしても、そもそも仕事やったことないのに、何がやりたいなんて、分からない。それに、年齢と共に変わっていくだろう。自分はそうだった。唯一無二のやりたい仕事なんてない。企業選びはやりたくない仕事/業界を、消去法で消していく。

 

多くの企業は、様々な製品/サービスがあるし、また人事や経理など、本業とは離れたスタッフ部門もある。例え、自分が営業に行きたかったとしても、経理に配属されるかもしれない。自分がやりたいことなんていうのは、学生と企業のパワーバランスの前では無意味だ。選ばないといけないのは、時給と習得出来るスキルだ。

 

まずは就職活動のルールを理解すること。これは騙し合いの椅子取りゲーム。自己PRも志望動機も証拠を出さないでいい。つまり嘘でもいいのだ。バレなければ。企業側は、その虚実を見破る為に、いろいろと質問をしてくる。なぜ?を連発してくる。それにしっかりと答えていくこと。ロジカルというのは、多くの人が聞いて納得出来ること。完全に塗り固めること。嘘をついたとしても、椅子取りゲームなので、コネで入社している奴よりは、十分にフェアだ。

 

次に社会のルールを考えること。時給がいくらなのかを理解しておくことと、どのようなスキルがその仕事を通じて取得出来るのか。この2つのバランスで就職先は決めること。決してやりたいことなんかではない。やりたいことがあるんなら、自分で会社を興してやるべき。